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派遣元責任者講習や労務労働に関する労働新聞社からのお知らせです。
厚労省 派遣先の民事責任を明確化 労働契約申込みみなし
厚生労働省は10月1日から施行する労働者派遣法上の「労働契約申込みみなし制度」の解釈について、都道府県労働局長あてに通達した。これによると同制度は違法派遣をしていた時点で派遣先が労働契約の申込みをしたとみなすもの。違法派遣を受け入れた側の責任を明らかにし、民事的制裁を科すとしている。 対象となる違法行為は、①派遣労働者を禁止業務に従事させる、②無許可・無届事業主から派遣労働者を受け入れる、③期間制限の違反、④いわゆる偽装請負‐の4つ。ただし、違法行為が善意無過失であるとする抗弁が認められた場合は同制度の適用はない。